HOME > オカヤドカリの飼い方 | |||||
入れ物: | 大きさは自由ですが、運動させる為にも虫かごよりも大きな入れ物にいれて買ってあげたほうが望ましいでしょう。 必ずガラス製である必要はありません。 |
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敷き砂: | ケースの底に深さ3センチ程度の砂を敷きます。 夏場など気温が高い日中は砂の中に潜り、暑さ凌ぎをしますので多めに敷いてもかまいません。 |
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えさ: | 雑食ですので肉、野菜、果物、米、パン、サトウキビなど何でも食べます。 特に煮干やザリガニのえさが好きです。 |
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水入れ/えさ入れ: | えさ入れ、水入れはジャムの蓋など、底の低い入れ物を利用します。 | ||||
木登り: | オカヤドカリは木登りが大好きです。 木の枝を入れると喜んで木の枝に登り、昼寝をします。 |
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住替え用貝殻: | ヤドカリですから貝殻の住み替えをします。 人間がファッションを楽しむように、または貝殻が狭くなったりすると住み替えをしますので貝殻を多めに入れてあげましょう。 |
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更に詳しい飼い方を知りたい方は
とれもろさん の運営する ハートミットクラブ「オカヤドカリ見聞録」へどうぞ!! |
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りゅうか商事では都合によりオカヤドカリが飼育できなくなった方へ 無料でオカヤドカリを沖縄の自然界に帰す運動をしています。 ※りゅうか商事以外で購入された方でもOKですが、ご依頼をお請けする前に オカヤドカリの購入先等をお伺いさせて頂いております。 オカヤドカリの産地を特定するためです。 生態系を乱す恐れがあるため、里帰りさせるオカヤドカリが生息していた海へ 帰すことを徹底することにしました。 (浜比嘉島で生まれたオカヤドカリなら浜比嘉島の海へ帰します) |
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←オカヤドカリの里帰りの様子のページ | |||||
[オカヤドカリを海へ帰した様子です] | |||||
オカヤドカリの里帰りについて山ア 仁也 氏との議論 | |||||
山ア 氏: |
あたかも善行のような勘違いをされているようですが、どこのものかもわからない生きものを 自然に帰すという名目で放逐するのは、生態系の攪乱です。 ましてや浜比嘉島などは橋ができているとはいえ離島ですから、種の特異性に影響を与えかねません。 販売そのものにも疑問がありますが、放逐については特にご再考を。 |
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崎濱: |
実は、私も里帰りについては、今、悩んでおります。 これまで「りゅうか商事以外で買った方もOKです。」と 運動をしてきましたが、いずれはりゅうか商事で買った方に限りますとしなければいけないのかと考えています。 なぜかと言うと、最近外国産オカヤドカリが販売されているためです。 沖縄では今、マングースーのような外来の動物が沖縄のやんばるクイナを脅かしています。 沖縄の在来種の動物が外来の動物に生態系を脅かされていることを新聞で読むと、はたして自分がやっていることがいいことなのか、逆に悪いことなのかと考えてしまいます。 そのため、今年の4月以降は依頼者に必ず買ったお店や通販会社を聞いて沖縄産であることを確認しています。外国産の場合はもちろん断ります。悩んでいることは、自分に送られてきた物を沖縄産かそれとも外国産か100パーセント見抜く専門的な力がないことです。 私はあたかも善行のようにとイメージを良くする為にしているつもりはありません。 オカヤドカリが今のようにメジャーになっていない頃からやっています。 ある京都のペット屋さんでのオカヤドカリの扱いがあまりにもひどいので、ある方が、お店の責任者に相談して沖縄の砂浜に返すことになったのがきっかけでした。 これまで、自然界に返して欲しいと依頼してきた方々は一人を除いて皆優しい方ばかりでした。 真剣に、小さな命を救いたいとの思いが強い人たちでした。 私は思うのですが、もしオカヤドカリをいい加減に思う人たちは私のところへ依頼せず、そのまま死んでしまうのを待ってゴミ箱行きではないかと。 わざわざ面倒くさい荷造りや、お金のかかる送料など払わないと考えます。 ですから今、送られてきたオカヤドカリがもし、外国産の疑いがあった場合どうするかです。 インドネシア産のオレンジ色のオカヤドカリを沖縄に旅行に連れてきた方がいました。 見るからに沖縄産とは色、形、動きが違っていました。 はじめて見ました。 今の時点で出来ることはそういうものは自分で飼うか、里親を探すことくらいです。自然界に放すことはありません。 ただ、真剣にオカヤドカリを救って欲しいと思う人に答えているだけです。 もしそれでも、やめた方がいいと言う声が多ければやめることも考えます。 |
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山ア 氏: |
とてもご丁寧な返信ありがとうございます。 ただし、私が言っているのは沖縄産か外国産かといったようなアバウトな話ではなく、沖縄の糸満産なのか北部の安田産なのかといったようなローカルな次元の話です。 浜比嘉島で培われたであろう特異な遺伝子は、あなたの善行のおかげできっとずたずたになってしまいました。その証拠さえも消えるほどに。 おそらくその程度の特異性でしょうから、きっとたいした問題ではありませんね。 > 私はあたかも善行のようにとイメージを良くする為にしているつもりはありません。 >オカヤドカリが今のようにメジャーになっていない頃からやっています。 >ある京都のペット屋さんでのオカヤドカリの扱いがあまりにもひどいので >ある方がお店の責任者に相談して沖縄の砂浜に返すことになったのがきっかけでした。 > > これまで、自然界に返して欲しいと依頼してきた方々は一人を除いて皆優しい方ばかりでした。 >真剣に、小さな命を救いたいとの思いが強い人たちでした。 > >私は思うのですが、もしオカヤドカリをいい加減に思う人たちは私のところへ依頼せず >そのまま死んでしま うのを待ってゴミ箱行きではないかと。 >わざわざ面倒くさい荷造りや、お金のかかる送料など払わないと考えます。 なるほど、それも一理あると錯覚する方もいるでしょう。 ゴミ箱行きよりははるかにその個体にとっては良いことです。 しかし、その一個体が地域の数百個体に影響を与えるとしたらどうでしょうか。 また、元をよく考えてみると、本当に生きものを大切に思う人が、自然から生きものを引きはがして 自分の手の内で飼うことを是と思うでしょうか。 犬や猫といった人間がそれ用に作り出し、感情もある生きものならばいざ知らず、オカヤドカリのような貴重な生きものを「変わっているから」「面白そうだから」飼おうという人々やそれに便乗してもうけようと売りに出す人達が「真剣に」小さな命を救いたいなどとは、はなはだ違和感を感じます。 本当に小さな命を大切に思うなら、捕獲して売り物などにしないでください。 はじめから沖縄の浜にそっとしておいてください。 それはあなただけではないかもしれませんがあなたもその一人であることを自覚してください。 あなたが止めても他の人は止めないかもしれませんが、まずはあなたが止めてください。 それが小さな命を救う唯一の方法です。 |
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崎濱: |
メールありがとうございます。沖縄の地域の問題ですか。 その件に関しては、私は大丈夫だと考えています。 以前、動物病院の先生にオカヤドカリの里帰りについて聞いてみました。 その先生は、沖縄産については問題ないだろうといっていました。 外国産についてはDNAを調べないとわからないので答えられないとのことでした。 この動物病院はヤンバルクイナの保護のために一生懸命先頭に立って運動しているところです。 ヤンバルクイナが怪我して発見されると、国頭村からこの病院に運ばれてきます。 そして治療して自然に返すことをしています。 最近では大学の生物の教授に聞いたのですが、外国産については法的に問題があるあるのでやめた方がいい。と言っていましたが沖縄の地域については特におっしゃっていませんでした。 浜比嘉島のオカヤドカリは他の地域のオカヤドカリと何か違うのですか? 私には特異性と言うものは無いと思うのですが、どうでしょうか? それに、何も、浜比嘉島だけに返しているわけではなく、具志川、宜野座、勝連、恩納、東の海岸などオカヤドカリが住みやすいだろう思われるところに放しに入っています。 |
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山ア 氏: |
いつもご丁寧なお返事ありがとうございます。 議論がなかなかかみ合いませんが、私自身の頭の整理にもなりますのでもう少し続けさせてください。 まず、「沖縄産は大丈夫」の根拠は何ですか?お偉い先生がそう言ったから・・では少しお粗末ではありませんか? その動物病院の院長先生はよくTVにも出られているし、ヤンバルクイナの保護活動の第一人者ですから 根拠無しに「大丈夫だろう」とはおっしゃらないと思うので直接尋ねてみます。 大学の教授はどなたですか?その方も直接お尋ねしたいと思います。名前をお知らせください。 クロイワトカゲモドキの例もあるように、離島で隔離されることで亜種化するのが生物進化の流れです。 あっちこっちの遺伝子を攪乱しておいて、「特異性がない」とはちょっと理解しにくい論理です。 特異性をなくしているのはあなたです。もちろん「DNAを調べてみないとわからない」し、調べてもわからないのが現状です。 もし、根拠無しに動物病院の先生や大学の教授が「大丈夫」と言ったのならそれこそ責任問題です。 沖縄の自然を守ろうという立場の第一人者がそんな曖昧なことを言うはずがありません。 動物病院の先生がご苦労なさっているのはまさにそういう無知の産物のせいなのですから。 もし根拠があるとすれば、それはオカヤドカリの放幼生という性質によるものと考えられますが それとて回遊ルートが解明されているわけではないので根拠にはなりにくいと思われます。 いずれにせよご本人に尋ねればわかることですから、教授のお名前を教えてください。 もし教えられないというのなら、残念ですが、あなたが「虎の威を借る」ために適当な嘘を言っていると判断します。 次に、小さな命を守りたいということと「販売」との整合性についてはお返事がないようなので そちらも是非伺いたいと思います。 |
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崎濱: |
今晩は、メール読ませていただきました。 まず、動物病院の先生は、院長先生本人ではありません。 私は数年前に、自分の飼っていた犬が病気のため、その病院を訪ねました。その時に初めて院長先生に会いました。 その時には院長先生が野生動物の保護に尽力されている方だとは知りませんでした。後日、テレビや新聞で知りました。 昨年の11月か12月でしたが、飼い犬の具合が悪くなりその病院へ行ったときに 「オカヤドカリの里帰り」について質問させていただきました。 その時はあいにく、院長先生は不在でした。恐らく、ヤンバルクイナの件でお出かけであったと思います。 そして、留守を預かるもう一人の先生にお尋ねしたのです。その時には「わかりました、伝えておきます」との事でした。 数日後もう一度、動物病院へ行きもう一度お尋ねしました。その日も院長先生は不在でした。 そして、そのもう一人の先生が「沖縄の在来種であれば問題は無いと思いますが外国産に関してはDNAを調べないとわかりません」との事でした。 その先生の名前は覚えていません。お顔は知っていますので、もし、山ア様が知りたいのであれば明日にでも聞いてきます。 大学の教授のお名前はお伝えできません。 弊社の商品をご注文いただいて、私がついでで申し訳ございませんが教えてくださいとお尋ねしたのでご迷惑をおかけすると思います。 すみませんが、お名前はお伝えできません。「虎の威を借る」でいいです。 私がオカヤドカリを販売していることによって、毎年必ず、オカヤドカリの命を奪ってしまいます。 その、罪滅ぼしの気持ちです。里帰りのお手伝いをすることによって命を救得るのであればと考えました。 |
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崎濱: |
メールを送信したのですがエラーで届いてなかったかも知れないのでもう一度送ります。 送信済みアイテムには入っていたのですが、その日にメールを送ったつもりの方から届いていませんとの連絡があったので。 先日、動物病院の院長先生本人と会って、お話できることが出来ました。 オカヤドカリの里帰りについてお話をさせていただいて、1時間近くもお話してくださいました。とても勉強になりました。 山ア様のおっしゃっている事がことが少し理解できることが出来ました。 |
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山ア 氏: |
本日午前中に、今までのやりとりを動物病院宛にFAXしました。 もうすでに院長先生とお話とのことですので無用かもしれませんが、お返事が来たらお知らせします。 大学の教授の方は教えていただけないのは残念です。 大学の「生物の」教授がオカヤドカリを「注文した」となると それは飼うためではなく流通の状況を確認するためであったと思われます。 その辺で簡単に採れるものを、「生物の」先生が飼うためにわざわざ買うなど絶対にあり得ないからです。 過去現在、甲殻類を研究材料にしている方は少数ですので、先日退官された先生(オカヤドカリ研究の権威)に直接お尋ねしようと思います。 前回のメールをよく見てみると確かにあなたは「動物病院の先生」とは書いていますがそれが「院長先生」であるとは一言も触れていませんし 教授の話にしても「【外国産については法的に問題があるあるのでやめた方がいい】と言っていましたが沖縄の地域については特におっしゃっていませんでした。」 という書き方で沖縄の地域性は関係ないと匂わせながら確固たる根拠で否定しているわけではないし なかなかお上手だなあという印象ですね。 ただしHPなどを見てもとても良心的だし、このメールのお返事を見ても動物病院へ訪ねに行く行動力にしても あなたはとてもまじめで誠意のある方だと感じています。 それだけに、それほどまじめで頭の良い方でも安易な自然破壊や攪乱行為をしてしまうのだなあと、この問題の根深さ難しさを感じます。 販売行為そのものは量さえ限定すれば「違法」ではないので今後も状況はあまり変わることはないと思います。 崎濱様にも家族があり、生活があるのでオカヤドカリの保護と崎濱家の生活とどちらが大事かと問われれば私は後者だと思っています。 が、いずれ、法的に他の天然記念物同様、全面採集禁止になることを願っています。 HPの方に、はじめのやりとりを載せておられますが、いっそやりとりすべてを載せて、世論のご意見を聞くのも良いのではないでしょうか・・・。 あ、そんな、商売に差し障りがあることを載せるわけないですね。 |
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崎濱: |
大学の先生は、りゅうか商事からスナックパインを購入されました。 毎年送って喜ばれているとのことで、今年もご注文いただきました。 オカヤドカリを注文いただいたことはないです。 院長先生は色々、私に動物について話してくださいましたが、インターネットでオカヤドカリの里帰りについてのコメントは控えて欲しいとのことでした。 でも、本当に良い勉強になりました、山ア様がメールを下さったおかげですね。 山ア様がおっしゃるように、私は、オカヤドカリと家族との生活のどっちを大切かと聞かれればもちろん家族が大切です。 オカヤドカリの販売はいつかやめなくてはいけない物だし、いつか合法的ではなくなる物です。 私の考えかたは、もしオカヤドカリを販売しなくても充分な収入が見込める時には自主的に販売を止めます。 私は、頭は良くありません、どっちかと言うと悪いほうだと思います。 でも、いい加減な人間でないことは自信があります。デスクワークが苦手で頭の悪さを人の倍動いてカバーしてます。 |
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※動物病院の先生方、大学の教授の方に配慮して病院や大学の名前、氏名は公表しません。 | |||||
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